・・・・・アスペルガー症候群の娘・・・・・
☆変わっているけど妙に幼く可愛い子☆


■娘のアスペルガー症候群

我が家の娘が「アスペルガー症候群」(発達障害の一種)であると、
WISC-Vという知能検査の結果により診断されたのは昨年(2008年)の秋のことです。
(既に不登校という形で、二次障害も併発していました。)
それまでは、わが子に障害があるとは夢にも思わず、
ちょっと個性の強い子だな、変わった子だなと感じていた程度でした。

確かに「なぜこの子はいつまでも同じ注意をしなければできないのだろう?」
「なぜこの子はこんなにも意地っ張りで、親の言うことを素直に聞かないなのだろう?」
「なぜこの子は言われたことをすぐに忘れてしまうのだろう?」等など、
親が常識をもって当たり前に、普通の子として育ててきたにもかかわらず
「なぜ?」と不思議に感じることが毎日のようにあって、
夫には「お前がだらしないからだ」等と責められ、祖母(私の母)には「ずっと反抗期」だと言われ、
「躾が出来ていないと思われているだろうな」と自己嫌悪を感じることも多く、
やるせなく疲れ果てることの多い子育てだ(だった)と思います。
でも一番辛い(かった)のは娘なのですよね。

ただ、どのように辛いのか、しんどいのかを、未だ娘の言葉で聞いたことはありません。
特に本人は障害を自覚しているわけではなく、不登校の原因も分からないそうです。
生まれたときから自分自身の感覚しか知らないのですから当然かもしれません。

娘の場合、WISC-Vの動作性検査では「積木」(18)「組合」(18)「記号」(16)の数値が高く、
「完成」(9)「配列」(8)が低め、 言語性検査では「知識」(17)「算数」(16)が高め、「単語」(10)が低めでした。
改めてグラフを見直してみると、その差の大きさに気付かされます。

検査後、初めてこのグラフを見せられ医師からアスペルガー症候群であると告知された時には、
もちろん過去の生育暦なども鑑みてのことでしたが、なぜこんなグラフだけで分かるのだろうと
不思議に感じたものでした。
その後の医師からの説明や、本やインターネットからの情報で少しずつ理解を深めてきました。
今もまだまだ勉強中です。

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発達障害に関する本の紹介

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